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池田和弘のブログです。
日常の出来事から英語の新たな発見などをお伝えいたします。
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日常の出来事から英語の新たな発見などをお伝えいたします。
2014年8月26日
大阪府は、府民の生涯学習を支援するため、大阪府、兵庫県、和歌山県の25の大学・研究機関で構成している「阪神奈大学・研究機関生涯学習ネット」に参加し、事務局を担っています。
この阪神奈大学・研究機関生涯学習ネットでは、平成10年度から「公開講座フェスタ」を実施しており、参加大学・研究機関によるリレー講座を行っています。
本年度、公開フェスタ2014では、大阪観光大学の代表として、「英文法はどこまで必要か? -文法シンプル化へのチャレンジ-」を講義いたします。
ご都合のつく方は是非、ご参加ください!
当日お会いできることを楽しみにしています。
日時 11月6日(木) 10:30 ~ 12:00
「英文法はどこまで必要か? -文法シンプル化へのチャレンジ-」
池田 和弘 (大阪観光大学 国際交流学部 准教授)
2014年8月18日
今日は、お盆休み4日目にしてようやく休暇モードに入ることができ、久しぶりにドラマを楽しみました。
今日観たドラマは、「アリーマイラブ」(英名Ally Mcbeal)です。シーズン1の第一話と第二話を観ました。
アメリカのテレビドラマには、他にも人気のあるものがたくさんありますが、私のお気に入りはこのシリーズです。
コミカルな流れの中で、シリアスな話題を何気に扱っている点、そして話されている英語がきれいな点が好きな理由です。
もちろん、主演のキャリスタ・フロックハートのキュートな魅力も外せません。
ドラマや映画で英語を学習するのは、初級・中級の方にはかなり敷居が高いと思いますが、「学習」というよりも、好きなものを純粋に楽しむという姿勢で取り組めば、とても効果的だと思います。
その際、まず日本語字幕で通して観て、後でどうしても気になるところを英語字幕で確認するようにすると効果的だと思います。
自分が気になるところであれば、ウェブ辞書などで単語や言い回しについて調べるのも苦になりませんし、頭への吸収率も段違いに良くなります。
日本人は完璧主義者が多いですが、完璧を目指すよりも、このように気分に応じてところどころを
“つまみ食い”する方が、英語ははるかに効果的に身に付きます。
理想的には、その前の段階でワンステップ踏めるような、いわば「扉を開く英語教材」があれば良いのですが、これについては出来るだけ早く、みなさんのために作りたいと考えています。
2014年8月6日
前々回に、私の好きなシンガーであるChariceをご紹介いたしました。
彼女がトーク番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』に出演し、
ホイットニー・ヒューストンの『アイ・ハブ・ナッシング』を歌ったのは若干16歳でしたが、
その歌唱はパワフルかつ伸びやかで、とてもそんな歳だとは思えませんでした。
しかし、私が驚愕したのは彼女の歌唱力だけではありませんでした。
彼女の英語力にも驚愕したのです。
たった16歳なのに、大人のネイティブ・スピーカーであるオプラと対等に話していたのです。
しかも、使っている英語がいわゆる“子供英語“などではありませんでした。
たとえば、つぎのような英語をごく普通に使って見せるわけです。
You know, I’m always dreaming that someday I can be part of your show.
日本に、このような英語を使える人がいったい何人いるでしょうか。
もちろん、フィリピンでは英語は公用語になっており、学校でも授業は英語で行われるため、
日本とはまったく事情が違うのですが、それにしても、
助動詞can やpartをこのような鮮烈な英文の中で学ぶ機会がどのくらいあるでしょうか。
ほとんどのケースでは、紋切型の解説と奇怪としか言えないような英文で
無理やり練習させられるのではないでしょうか。
英語には、発音や文法など様々な課題があるわけですが、
とにかくまずできる限り、coolな英文、斬れる英語(English that does work)を使って
教えていくべきではないかと(自戒を込めて)思います。
(写真はhttp://www.oprah.comに帰属します)