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池田和弘のブログです。
日常の出来事から英語の新たな発見などをお伝えいたします。
池田和弘のブログです。
日常の出来事から英語の新たな発見などをお伝えいたします。
2018年9月28日
私はいままで、多くの英語教材開発を手掛けてきました。
書籍だけでも30冊以上、数々のベストセラーも生み出してきました。
おそらく、皆さんの中にも、私の書籍を一度は手にして学習したことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
また、大手学習塾の英語テキストも製作してきましたし、
大阪大学では大学院生を対象にナノフォトニクスなどのような特殊分野の会話教材を開発したり、
原子力工学の研究者向けにライティング力養成システムも作ってきました。
さらに、大阪の豊中にあるエリフェットという英語専門のスクールでは、
私は開発顧問として、常に新しい理論を研究しながら追求し、
最先端のTOEIC学習プログラムや中高生向けの音声学習プログラムを開発してきました。
そして、私は現在、大阪観光大学や明浄学院高等学校にて、研究開発と教鞭を執っています。
このように多くの教材開発に関わってきましたが、
私にはこれら全てに共通する確固たる信念があります。
皆さんがこの公式サイトをご覧になってくださっているということは、
既に目にしていると思われますが、サイトのタイトルにもなっている「学習者に優しい」、
つまり「Learner Friendly」が教材開発でのポリシーです。
このコンセプトを、当たり前だと思われるかもしれませんが、
市場に溢れる多くの書籍や教材の中身を見てもらうとわかりますが、
ほとんどは、このコンセプトをないがしろにしています。
勿論、全くだとは言いません。
意識されているのも分かりますが、実際に深く考え、何度も試行錯誤し、
Learner Firstの考えで作られている教材はほとんど目にしたことがありません。
英文の長さひとつにしても、文字のフォントやサイズにしても、
校正上の視覚的な配慮にしても、記憶のメカニズムや脳の情報処理にしても、
学習者のことを考え、全てがすんなりと入って行けるように限りなく障壁は低くし、
かつ、効率的に学んでいける教材を開発者は作るべきだと考えています。
たとえ学習者にとって、内容的に簡単だと感じても、それはある意味でそれを想定して作っていますので、
「簡単 = 上達しない」とは決してならないのです。
むしろ、簡単ではあっても、非常に重要な要素が盛り込まれていて、
野球で例えると「素振り」の要素と似ていて、
繰り返しの学習で、確実に英語が伸びるように作っています。
実際、語学はそうあるべきだと考えているからです。
そういった想いの中、私は、特に英語の初心者の方に、なんとか「話せる」実感を短期間で体験してもらい、
英語を話すことの楽しさを知ってもらいたいと、十数年前、阪大フロンティア研究機構にて、ある教材を開発しました。
優しく、誰でもできるから、自信がつき、継続ができる。
そしてなによりも、学習に集中することで、学習効率が何倍にもなるという教材です。
さらに、教材で学習したことを実践で体験しながら、学習成果を確認し、
話せる楽しさを感じてもらうために、オンライン英会話ができるようにもしています。
(学習した範囲にそって、実践ができるようになっています)
それらの教材はスピークエッセンス(超初心者向け)とリッスントーク(初心者向け)です。
『スピークエッセンス』
超初心者向けの英会話教材です。 28日ごとに、閉じたネットワーク内部で自在な会話を楽しむことができます。
トレーニングもステップアップできるように考えられており、スピーキングでは通訳練習など、
リスニングではネイティブのナチュラルスピードの会話が聞き取れるトレーニングもあります。
また、各トピックごとに関連している単語や役に立つ表現を別途トレーニングできるようにしてあります。
『リッスントーク』
初級者向けの英会話教材です。 リスニングとスピーキングの両要素を最短で確実に身につけることができるように
開発されたハイブリッドトレーニングです。
特に外国人と英語で話すシチュエーションを厳選し、全28話題(国内と海外)でかなり実践的な基礎表現が身につきます。
この度、「スピークエッセンス」と「リッスントーク」のウェブサイトがリニューアルしました。
非常に分かりやすい説明になっていますので、ご興味のある方は是非こちらをご覧になってください。
リニューアルキャンペーン中で割引を行っているようですので、お早めにご覧いただくと良いかと思っています。
2018年9月23日
皆さん、こんにちは。
今回のコラムは「TOEICで『突破』を引き起こす2つのポイント」です。
既に読んでいただいた方もいらっしゃるとは思いますが、
日本では、今でも英語で苦労している人が圧倒的に多いという現実にさらされています。
とくに語学は、いわば「太刀筋」の見えにくい学習で、
何をどうすれば力が付くのか分からない、本を読んだり、サイトを見たり、教材を試しても、
なかなか「こうすれば良い!」という確信が持ちにくい、というやっかいなところがあります。
その状況下で、英語に対してブレークスルーを引き起こすには、
まずとにかく一度「テスト」というものをきれいに忘れることが大切なのです。
というのも、今の世の中、「実力型のテスト」(proficiency test)のみが
社会的に唯一認められたテストだからです。
「実力型のテスト」というと聞こえが良く、私たちも「それこそがテストのあるべき姿だ」と思いがちですが、
ここが大きな落とし穴で、このタイプのテストの場合、
「努力がストレートに結果として現れる」ということがありません。
その代表がTOEICです。
だからといって、一つの目標として、TOEICを設定することには何の問題もありません。
ただ、そこにダイレクトに行こうとするところ、つまり点数を取ることだけに集中することに問題があるのです。
つまり、「一度テストを忘れよう」ということになるわけです。
今回は、もし「一度テストを忘れる」ことをした場合、その後どうすれば良いか、
英語学習の方法をお伝えしています。
是非ご一読ください!
TOEICで「突破」を引き起こす2つのポイント
視点の転換がすべてを変える
コラムを読みたい方は、こちらよりご覧ください。
◇主な著書
『こうすれば速く覚えられるTOEICテストの英単語』(日本実業出版社) 2010
『英語がスラスラ分かるようになる魔法の本』(日本実業出版社) 2009
★ 初心者向けのハイブリッド英会話教材 ★
【リッスントーク】 実践英会話
★ 超初心者向け 話せる実感が得られる教材 ★
【スピークエッセンス】 基礎英会話
【マスコミからも注目!池田和弘の最近の掲載記事】
●なぜ英語を「話せない」?たった7カ月で英語が話せる画期的教材!既存教材の盲点克服
2015年3月 ライブドアニュース
2015年4月 産経新聞
●ラジオゲスト出演
2015年5月 ラジオ関西 「三上公也の情報朝イチ!」
2015年6月 ダイヤモンドQ
●TOEIC満点でも英語が話せないのはなぜ? 言語学者がたどり着いた英会話学習「6つの実践法」とは
2015年8月 現代ビジネス
●英語が苦手な人必読! 「日本語で覚える英語」があなたを救う!?
2015年11月 プレジデントオンライン
★ 2015年10月~ 日経ビジネスオンライン連載 ★
「日本語を活用した英会話習得法」
●第1回 日本語の中に“カタカナ英語”を混ぜる 英単語は少しの工夫で飛躍的に覚えらえる
●第2回 「読み」が隠された秘訣だった! 高速音読で爆発的な記憶を身に付ける
●第4回 スピーキングができないとは言わせない! 秘訣は「検索力」と「リスニングとの結合」だ
●第5回 「遊び心」がないと英語力は身に付かない 日本人の悪癖を斬る
●第6回 遊びながら英語を上達させた2人の実例 潜在力を引き出すノウハウ
●第7回 英文法をシンプルに斬る! 常識が正しいとは限らない
●第8回 中学英語で英会話は十分にできる 文法と英会話の微妙な関係
2018年7月31日
本日、私のマスターピースのひとつである「スピークエッセンス」のウェブサイトがリニューアルしました。
非常に分かりやすい説明になっていますので、ここを見ていただければ、「スピークエッセンス」とはどういう教材なのかを理解していただけるかと思います。
リニューアルされた「スピークエッセンスのウェブサイト」はこちら
さて、既にご購入いただいた方には、ひとりひとり、学習の進み具合をお尋ねしたいくらいですが、買ってはみたものの、日々忙しくて、なかなか手がつかない、あるいは、英会話の勉強方法について、「いろいろな声」が外から聴こえてきて、「集中できない」とおっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、せっかくこの教材をご購入いただいたのでしたら、なんとしても最低4週間は集中して学習していただければ・・・と願っております。
なぜ、そう願うのかと言いますと、何人もの英語の初心者の方にこの教材を試していただき、その効果をしっかりと確認したからです。
そして、「なぜ、スピークエッセンスなのか?」について、改めて、簡単にお話しいたします。
まず、文字通り星の数ほどの教材があるにもかかわらず、どうしてこんな教材を作ったのかというと、それは、もちろん、これまでの会話教材には大きな問題点があると感じたからです。それが何かというと、“非現実的だった”という点につきます。
つまり、いくら練習したところで、「聞けて、話せる」ようにはならない、決して出来ない“作り”だったのです。
あなたが英会話の初心者であるなら、少し頭の中で、チェックしてみてください。
これまで使ってきた教材では、「ネイティブの英語」や「ナチュラルスピードの英語」、さらには、「速聴」という点が強調されていませんでしたか?
もし、こういった点が宣伝されていたら、そこですでに「アウト」です。
なぜなら、ナチュラルスピード、さらには2倍、3倍速の英語は、中級者以上のリスニングの練習ならともかく、初心者の「会話」となると、まったく無力です。
ただの「雑音」として処理され、身につきません。
もう一点大切なのは、会話は「リスニングとスピーキングの両方をマスターしないといけない」という点です。
この点をおさえないと、いくら表現集を学習しても、実際に英語で会話できるようにはなりません。
「短期間」ということなら、なおさらです。
これにたいして、「スピークエッセンス」は、短期間でまず「話せる」感覚をつかめることを追究し、その後、「聞ける」ことを身につける「会話特化型」の教材なのです。
しかし、中には、こういう方もいらっしゃるでしょう。
スピークエッセンスの“超スロー音声”を聴いただけで、頭の中に「?」が浮かび、そのまま教材がほこりをかぶってしまっている。
また、テキストの英文を見て、「簡単過ぎる」と感じ、やる気を失っている。
ちょっと待って下さい!
例えば、本当に、スピークエッセンスに載っている日本語を見て、スラスラと英語を口にすることができますか?
試してみて下さい。
おそらく、できない表現が沢山あるはずです。
たとえ、文法や単語が、「中学レベル」であっても・・・
じつは、外国語を話すということは、世の中で宣伝されているほど簡単なことではありません。
この点は、専門分野の本には必ず書かれています。
私も、仕事柄、英語で面接をしたことが何度もありますが、長い間海外に住んでいた人でも、本当にスラスラと話せる人というのは、とても少ないというのが、「現実」です。
これまでの経験の中で、私が「この人は、できる!」と舌を巻いたのは、中学時代・高校時代に、合わせて5年間オーストラリアに住んでいた大学生(当時4回生)の方や、10年もの間、世界を股に営業をしてきて来た方(会社員・男性)など、ごくわずかです。
逆に、10年前後も海外に住んでいたのに、有り得ないほど英語が話せない人にも何人か出会ったことがあります。
私自身はどうかというと、じつは国内で英語を学びました。
ですから、英会話の難しさを嫌というほど知っています。
だからこそ・・・・
スピークエッセンスなのです。
私も仕事柄、いろいろな会話教材や会話本を調べて、使ってみてはいますが、日本国内にいて、教材を使って英会話を学習しようとする限り、しかも、初心者として6カ月~1年という“短期”で確実に効果を体感したいと考えている限り、「スピークエッセンス」が最適だと思います。
私自身の研究や実験から、この教材が多くの人たちにとって、「最初のステップ」であり、同時に「最後の砦」だと信じています。