まったく新しい英文法①
2013年10月3日
私の経験では、
英語にたいして苦手意識を持つことなしに、
実用英語の世界に入っていける人はごくわずかです。
その最大の原因のひとつが、”文法”です。
とくに、高校の文法でつまずく人がたくさんいます。
私が危うく英語嫌いになりかけたことはすでにお話ししたとおりです。
しかし、(恐ろしいことに)この傾向は、私の頃とほとんど変わっていません。
なぜでしょうか?
それは、使用されている文法とその練習方法がほとんど変わっていないからです。
しかし、科学などと同様、文法の研究も日々進化しています。
とくに20世紀末から21世紀にかけては
画期的な発想の転換が起こって、これまでとはまったく違う文法が現れています。
――― 「違う」というか、「真逆」なのです。
これまでの文法は、まず「英語には規則がある」というところから始まります。
ところが、その文法ではそうは考えません。
―――「規則は自然に現れる」というのです。
いきなりこう言われても、「???」ですが、なんだかドキドキするような考えだとは思いませんか。