まったく新しい英文法③

2013年10月5日

まったく新しい文法②(10月4日)では、私が、英文法に加え、日本語の文法、
つまり国文法「も」苦手であった点に触れました。

ちなみに、古文の文法「も」嫌いでした。

しかし、面白いことに、古文自体には興味を感じていました。

なんだか不思議な言葉でしょう?

日本語なのに日本語でないような・・・

ところが、「下二段活用」とか言われると、とたんに眠気に襲われたものです。
―――でも、言葉ってそんなものだと思いませんか?

 

たとえば、
ここに日本語の勉強で大変苦労している外国の方がいたとします。

皆さんなら、つぎのどちらのアドバイスをするでしょうか。

  ①国文法の解説をしっかり読んで、演習をしなさい。

  ②良い文、美しい文をしっかり音読しなさい。

 

おそらく、②のアドバイスをする方が多いのではないでしょうか。

外国の方にとって、日本語は「外国語」です。
―――ちょうど皆さんにとって、英語が「外国語」であるように。

しかし、皆さんはその外国の方に、決して「国文法を徹底的に学びなさい」とはアドバイスしないはずです。

つまり、
”形容動詞、連体詞、助詞、さらには、未然、連用、終止・・・などの活用形について学びなさい”、
とは言わないはずです。

なぜなのでしょうか?