英語教育の本当の弱点①
2015年3月26日
これまで、日本の英語教育の弱点は、
主に文法を偏重した教え方という点を中心に語られてきました。
確かに、文法を重視するかどうかという議論は、
もう100年以上にわたって行われており、
これがひとつの大切な問題であることは間違いありません。
実際、私もこの問題を解決するのに20年近くかかりました。
今でも、さらに良い方法がないかを日々模索しています。
しかし、日本の場合には、文法の問題以前にさらに基本的な問題が
解決されないまま残されています。
それは何かというと、「発音」です。
いや、もっと単純に「読み」といった方が良いかも知れません。
つまり、「英語を声に出して読めない」という、
いわば、「発音以前」の問題です。