コントロール会話って?(2)
2013年9月21日
英会話ができるようになるには、それなりの時間がかかります。
しかし、学習の方法を工夫すると、初心者でも結構楽しく学んでいくことができます。
そのひとつが、「コントロール会話」です。
英会話をするとき、初心者は(あるいは中級者でも)聞き取りにかなり苦労します。
だから、まずリスニング力を鍛えて、とか、「聞けなければ話せない」とかいう人もいるわけですが、そんな
ことを言っていると、いつまでたっても話せるようにはなりません。
そこで、“相手に合わせる”のではなく、こちらから“相手の会話をコントロールする表現“を学ぶのです。
たとえば、
“Simple words, please.”とか
“More slowly, please.”とか
“Could you say that again?”などです。
日本人は、どうしても控え目ですので勇気がいりますが、英会話を楽しむ第一歩として、ぜひこういった表現を積極的に使うようにしてください。
そうすれば、これまでとは次元の違ったコミュニケーションができるようになります。
先日のブログでご紹介した私の学生が、ほんの3か月程度の訓練で海外に行き、達成感をもって帰ってこれたのは、私が徹底的に「コントロール会話」を鍛えたからなのです。