フランス語との激突(1)
2016年2月5日
この記事を読んでいる方の中に、フランス語に興味がある、
または今フランス語を勉強しているという方はいるでしょうか。
私は、過去に2度フランス語と遭遇(激突?)しました。
一度目は、自らあこがれて日常会話を学ぼうとしたときで、
30代のはじめのころでした。
やる気満々で、エッフェル塔や凱旋門が頭の中に浮かんでは消える始末。
しかし、いざ始めようとすると、勉強の仕方が分からない。
そこで、哀しい性というか、懲りないというか、
取りあえず文法を学ぼうと思いました。
ところが、文法書を買い求め、家に帰って読み始めるとさっぱり分からない。
「半過去ってなんだ?それって英語でいう完了形のことなのだろうか?」。
さらに、英語にはない男性名詞、女性名詞などについての詳しい解説。
―――こんなことやっていては絶対に話せるようにはならない!
私が、本当の意味で文法というものの限界を知ったのはこのときでした。
しかし、フランス語の勉強自体はあきらめませんでした。
これはいい機会だ。
外国語をどう学ぶべきか白黒決着をつけよう。
そう思ったのです。