私が影響を受けた師

2013年9月22日

 私が英語の学習において強い影響を受けた人がひとりいます。

松本道弘先生です。

 

30代の若さでNHKのインタヴュー番組の司会を務めた人で、

一時期は大ブームを巻き起こし、どこの書店にいっても先生の本が何冊も置かれていました。

先生の影響を受けて英語を勉強し始めた人は、それこそ何十万人もいるはずです。

 

元米国グーグル副社長の村上憲郎氏も松本先生から影響を受けた一人で、

その著書「村上式シンプル英語勉強法」のあとがきに、松本先生に向けてかなり熱いメッセージを書いておられます。

 

私は、一時期、サイマルアカデミーという同時通訳の学校に通ったことがありますが、

そのときのクラスメートの男性も先生の熱烈なファンでした。

初回授業の自己紹介のときに、彼と私は、そのころ同時通訳の神様といわれた村松増美氏や小松達也氏といった達人の面前で、「 私は松本道弘先生を師と仰いでいます 」などと言ったものです。

若気の至りも良いところですが、先生にはそのぐらいのカリスマ性がありました。

その後、血液型と英語学習の関係など、少しキワモノ的な本を発表されたために、

徐々に人気が衰えていきましたが、私は今でも先生が卓越した慧眼の持ち主だと思っていますし、

日本の英語学習について偉大な業績を残されたと思っています。