遊びながら3年でTOEIC400→780(2)
2013年10月8日
前回、1回生のときに初めて受けたTOEICが400点だったのが、
3年で780をクリアーした学生をご紹介しました。
この学生の勉強の極意は、「つかず、離れず、楽しく」だったわけですが、
それはTOEICの勉強にも現れていました。
たとえば、単語を覚える場合も、1番目から順番に・・
というのではなく、目に止まった単語から覚えていったのです。
もちろん、それだけでは見逃す単語がたくさん出てきますので、
そういう軽いのりの勉強を(気の向いたときに)何度も繰り返すわけです。
すると、自然と覚えている単語を避けて覚えていないものの中から「気になる単語」を覚えていくことになるので、
結局、ほとんどの単語を覚えることができるわけです。
また、読解力をつけるために音読もしたそうですが、それも自分ひとりで行うのではなく、
友達を誘ってどれだけうまく音読できるか“勝負”したそうです。
つまり、彼女は勉強を“ゲーム化”したわけです。
その理由を聞くと、彼女の答えはこう答えました。
―――「その方が面白い と思ったからです」。
なんだか笑えますが、とても理にかなった学習方法です。
じつは、私がTOEICを教えるときも、まず初めに同じような点を受講者に伝えます。
「まず肩の力を抜いてください。その方が学習効果が上がります」・・というようなことを、実例をあげて話すわけです。
皆さんも、ぜひ「どうしたら気分が楽になるか」「どうしたら勉強が面白くなるか」を考えながら、
「つかず、離れず、楽しむ」をモットーに英語と付き合ってみてください。
きっと、それまで気づかなかった自分の可能性を発見することができるはずです。