自動詞と他動詞の区別

2013年9月25日

以前、私のブログで、私が高校生のときに英文法で「手痛い目にあった」と書きましたが、

具体的にどんな点に頭を悩ませたかをお話ししますと、そのひとつは「自動詞と他動詞」の区別でした。
今回は詳しい説明を避けますが、

散々頭を悩ませた末、ある日私は(自分的には)とんでもない「大発見」をしてしまったのです。

それは、“The sun rises in the east.”(太陽は東から上る)という自動詞の例文を見ているときのことでした。

自動詞についての解説とこの英文を交互に見ていて、あるとても単純な事に気づいたのです。

それは、自分がこの英文の意味を、はっきりと、クリアーに分かるということでした。

―――risesが「自動詞だ」と分からなくても。

 

つまり、

動詞の区別ができなくても英文が読めることに気付いたのです。

 

これは、当時の私にとっては、うれしくもあり、恐ろしくもある発見でした。

なぜ恐ろしかったかというと、それはもちろん、「文法をパスしていいんだという感覚」を(ほんの少しだけですが)体感したからです。

 

文法が分からないと英語はできるようにならない!

―――そう固く思い込んでいた(or思い込まされていた)当時の私にとっては、これは「禁断の感覚」でした。

このおかげで、少しは英語にたいする苦手意識が消え、なんとか英語嫌いにならずに済んだのです。